
在宅勤務になって家にいる機会が増えたけど妻から「家事やってよ」と言われる事が多くなった。やらなきゃいけないのは分かるけれどモチベーションが湧かない。
他人のために家事をしようと思うから次第に辛くなる。実はここだけの話、家事をする事で男性はあらゆる科学的なメリットを享受する事ができる。

家事しない共働き家庭の旦那へ
その1:性格が改善される

1日中座り続けると短気になる
座る事による弊害。最近短気な人は要注意
外出自粛で座る事が増えてしまうと様々なデメリットがある。心身の状態が不調になってしまうのだ。実際、自分の経験上でも朝から晩まで座り続けていた浪人生の時が人生史上最もメンタルがボロボロだった。
血流の悪化を主原因として精神状態まで悪くなる事が知られている。在宅勤務で運動不足に拍車がかかり、夫婦喧嘩が絶えないという家庭が多くなっているのも頷ける。
ではあなたはどうするべきなのか。結論を言ってしまうと座る時間を減らすべきなのだ。
参考
立つ癖をつけた方が良い
仕事の合間であっても用事や目的がなく家の中を立ち回るのは気乗りしないだろう。どうせやるなら生産的な活動を行いたいのが心情というものだ。
その生産的な活動こそがあなたが嫌がっている「家事」なのだ。
特に今から紹介する風呂・トイレ掃除については大きなストレス解消効果が得られる事が分かっている。
「風呂・トイレ掃除」が効く
単純作業で瞑想的な効果が得られる
本業は脳をフル回転させる場面も多く高い集中力を要求される。しかし、人間の集中力というのは長時間続かせることはできない。
日中の間に適度なリフレッシュ作業が必要なのだ。人によっては瞑想などがベストだが効果を体感できるまでそれこそ長い期間を要するという。
集中力を回復させる方法としては"適度な単純さ&シンプルな動き"である掃除がおすすめだ。
休憩時間の掃除で瞑想的なリフレッシュ効果を期待する事ができるのだ。
筋トレは挫折する人が多い
掃除は結構な運動量がある。休憩の合間に筋トレができれば良いが運動習慣がない人達にとっては苦痛以外の何者でもない。
運動が重要であることを知っていながら意欲が湧かない原因の一つに結果がすぐ得られないと言う部分がある。(マッチョになるなど)
十分な運動量を習慣化しやすい
その点、風呂掃除やトイレ掃除などの家事は適度な運動量に加えて行なった分だけ綺麗になるという「結果がすぐに得られる」部分で習慣化しやすい。
結果がすぐ得られるのでストレス解消効果もさらに高くなる。風呂の浴槽だけであれば、たかだか5~10分程度。スポンジを使って浴槽が綺麗になっていく様はさながら洗車の爽快感に近いかもしれない。
家事しない共働き家庭の旦那へ
その2:ダイエットできる

動く習慣がないとみるみる太る
負のサイクルが始まる
結論から言ってしまうと「動かない事が習慣になるとあらゆる負のサイクルに巻き込まれてしまう」。
まず摂取カロリーが過剰になるのでぶくぶく太ってしまう。その時点で奥さんや子どもは一緒に出かけるのを嫌がるかもしれないが本題はここからである。
太る事で最強の男性ホルモンであるテストステロンが減少していくのだ。
EDから男性更年期まで弊害がある
肥満傾向が進行するほどテストステロンが生産されづらくなってしまう。
やる気から闘争心、不安感の消滅など今後を生きる上で必須な男性ホルモンだが、これが失われるという事は人生単位で取り返しがつかなくなってしまうのだ。
注意ポイント
あなたが将来的に出世や転職して年収をあげる事を目論んでいるのであれば動く事を習慣化するべきである。
メンタリストDaiGoも愛用しているステッパーも動く習慣がない人にとって強い味方になるだろう。
「茶碗洗い」が効く
食後の血糖値が鍵
動く習慣をつけると言っても一日中動き回る必要はない。タイミングさえ知っていれば効率よく肥満化を防ぐ事ができるのだ。
ズバリ「食後」に動く事である。
何故ならば食事した事によって体内では血糖値がぐんぐん上昇している。そこで血糖値が上がり切らないようにインスリンという体内に蓄える用のホルモンが放出される。
しかし、現代人は糖質を多く含んでいるメニューを好むため余分な糖までも身体に蓄えられる事になるのだ。これこそが肥満に繋がりテストステロン減少に繋がっていくのだ。
食後のプチ運動が体型を変えていく
これを防ぐためには蓄えるためのインスリンが総動員する前に食後プチ運動を実施して糖を適量使ってあげれば良いというイメージだ。
ココがポイント
食後の運動には注意点がある。食後は胃腸にも血液が集中するため激しい運動はNG。消化吸収を妨げてしまうからだ。
では食後に適度な運動とは一体何か。
茶碗洗いこそ至高
まさにちょうど良い運動が「茶碗洗い」である。

今まで茶碗洗いあとでやれば良いやと思っていただろうが実は超勿体無い事をしていた事に気づいただろうか。
合間に行う家事こそが半年後のあなたを別人に変えてくれる。気づいたら家事にどハマりしている旦那さんが多いのも頷ける。
茶碗洗いをするなら手荒れを回避しよう
スーパーなどで売られている有名な食器用洗剤は男性であっても手荒れを起こす。ゴム手袋をすれば回避できるが、とある洗剤を買えば済む話。
それこそが「しゃぼん玉石鹸シリーズ」だ。自分が現在も使っている食器用洗剤はこれ一択だ。
環境にも手肌にも優しい。見方によってはあなたの食後30分の運動を支える筋トレ道具と言っても過言ではない。

家事しない共働き家庭の旦那へ
その3:頭が良くなる

脳に適度な刺激がないとボケる
サラリーマンは脳を活性化させるべき
脳機能を効率よく活性化する事ができればあらゆるビジネスシーンでも応用が効くようになる。
活性化させる方法としては「運動」や「クリエイティブな活動」が有名。では、運動は筋トレやランニング〜合間の家事などが該当するがクリエイティブな活動とは何だろうか。
結論から言うと「何かを創造し作り出す行為」である。一般的には芸術活動が当てはまる。
適度な難しさが脳を最も活性化させる
脳の活性化に必要なのは「適度な難易度(複雑さ)」である。単純作業を毎日やるだけでは効果はいまひとつ。(ストレス解消には良いが)
例えば、運動に関してはスクワットも良いがHIIT形式のバーピージャンプなど次第に複雑な動きを取り入れるのも手である。
クリエイティブ活動も芸術以外にも色々パターンがある。例えばあなたがエンジニアの場合は顧客の要求をベースに創意工夫をしてプログラミングを行う等が適度な難易度と言える。
「買い物〜料理」が効く
料理は知的な作業
では家事に置き換えるとどうだろうか。まさにちょうど良い複雑さなのが料理である。
料理の全工程がプログラミングに似ていると言う話も有名だが、そう比喩されるほどには料理は知的な作業なのだ。
料理は脳トレになる
さらに食後の茶碗洗いも自分がするとなれば負荷軽減のために余分な洗い物を出さないよう工夫がさらに求められるだろう。
文字に起こすと料理はかなりの知的労働である事が分かる。
時短レシピの方が栄養価が高いなど知識がつく
料理が習慣化していくと必ず全員が栄養について興味関心が湧いてくる。自分もそのうちの一人だ。
栄養について調べていくうちに煮汁を捨てると栄養が抜けてしまうなど色々知る事ができた。そしてたどり着いたのが時短レシピである。
時短レシピでドヤ顔できる
耐熱ボウルに食材を入れて電子レンジでチンするだけだ。もちろんそれだけではないが栄養バランスを考えたい時や一品追加したい時などかなり重宝している。よく参考にしている時短レシピは「つくりおき食堂のまりえ」
https://mariegohan.com/
まとめ
家事しない共働き家庭の旦那へ
本記事のまとめ
- 風呂掃除はストレス解消になる
- 食後の茶碗洗いはダイエットに効く
- 料理をする事で脳機能とIQがUPする
ここまで旦那こそ家事をするべきとは主張してきたが家庭によって事情は様々なのでご利用は計画的に。
いきなり料理を作ると言い始めるとパートナーの妨害になりかねないので「風呂掃除→茶碗洗い→料理」と進めていくのが最善だ。
注意ポイント
また家事の大変さや面倒くささを理解する事ができるのでパートナーにもしっかり感謝する習慣をつけよう。
ゴミ出しだけやって偉そうにしている主人は論外である。(超高収入の場合は別。家政婦さんでも雇おう)